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No1 敷金

賃貸物件を借りるには一般に敷金を支払わなければなりません。敷金の役割は、賃借人が大家に対して負う物件についての損害賠償責任を担保するものです。噛み砕いて言えば、借り主が物件を使用している時に物件を壊してしまったときにはその損害額を大家に支払わなければいけません。でも、借り主がそれを支払う資力がないと大家は困ります。だからある程度の額を事前に大家が預かっておき、もし借り主が大家に対し払わなければならないような損壊が無かった場合、預かったお金を返すというものです。その預かるお金が敷金です。賃貸物件を借りる際に払うとを嫌がって、敷金ゼロまたは低い金額の物件を選ぶ人がいます。しかし、以上のような性質からすれば、物件を誤って壊してしまった際には後から払わなければならないことに変わりはないのですから、あらかじめ支払っておくことも悪いことではないといえます。なぜなら、後で多額の損害賠償を請求されれば借り主にとって大きな負担になります。その上借り主は次の引っ越しにかかる費用等で資金が必要な時期にそのような請求を受ければ非常に不利益です。ですから、敷金の安い物件に目が行きがちですが、物件を選ぶ際にはこのような視点から考え直してみることも必要です。

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