主に犬に多い病気のフィラリア。
動物病院などでは注意するようポスター等で呼びかけられていますが、どのような病気なのかご存知でしょうか。
愛犬がいらっしゃる方は、その怖さについてしっかり把握をしておきましょう。

犬のフィラリアは蚊を媒体として犬の心臓に寄生する糸状の虫です。
犬の心臓部で雄と雌が卵を産み、これが蚊の吸血によって他の犬にも感染をするのです。
蚊を媒体として犬の体内に入ったフィラリアは、犬の体の中で成長しながら脂肪や筋肉を移動し、静脈内から最終的に右心室に到着します。
この間3～4ヶ月、体調は3～11ミリにもなり、肉眼でも充分確認できる大きさです。それからまた同じくらいの期間をかけて成虫になるので半年以上をかけて犬の体内で大人になるのです。

こうして犬の右心室に寄生したフィラリアは五年以上生きると言われています。フィラリアが寄生した犬は栄養障害やその他からだの不調に悩まされるようになり、赤血球が破壊されることにより尿が赤くなる犬もいます。

こうなると死亡率が高くなるだけでなく、犬は長く苦しい思いをするのです。大切なのは感染しないような環境づくりですが、蚊に刺されないようにするのは人間でもたいへんです。今では体内に侵入しても右心室に到達させないよう殺す薬が市販されています。大切な愛犬を苦しめないよう、しっかりとケアをしてあげることが飼主の義務と言えるでしょう。

この犬の怖い病気であるフィラリアですが、予防薬を定期的に投与することでかなりの高確率で予防することが可能です。フィラリア予防薬の購入は個人輸入代行サイトで購入するのが金額的にかなりお得です。国内で流通する薬と同じ成分ですが、金額はとても安いため家計にも優しいです。