工務店の仕事には住宅や施設など建物関係の物件がほとんどで、大きくは建物全部から小さくは一部設備のみの場合と幅が広いです。よってそれらに従事することで、実に多くの仕事を経験することができます。
家のリフォームなどをしていれば、自分の家でちょっとしたトラブルなどは自身で対応出来ますし、一人で対処出来ない事は、自分の務めている所で安く、またはタダですることも可能で、一般の人には出来ない事が可能なところは、とても良い点です。そして、身につけた技術が高ければ高い程、会社が倒産したとしても、自立したり、再就職しやすいというメリットがあります。これは、現代の就職難の時代には大きなメリットです。同じような工務店に務めていても、資格だけのペーパー建築士より、実際の経験が豊富な人の方が就職には有利です。資格者は今あふれ返っていますので、企業側は即戦力の人材を求めています。また、経験により管理者となった場合、さらに複雑な経験が出来ます。人間関係の管理や工程管理はスケジュール管理として日常生活に役立ちます。つまり、いったん深い経験を積んだ後、広い分野の管理などの経験を積むと、社会での応用がとても効くので非常に便利です。